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伊調馨「パワハラ告発」 週刊文春と週刊新潮の報道は真逆

2018/ 03/ 16
                 
前人未到の五輪4連覇で国民栄誉賞まで受賞した伊調馨選手が、恩師の栄監督からパワハラを受けていたとして「パワハラ告発」騒動が発生。

主な告発内容は3つ

■伊調馨選手が師事する田南部コーチへの不当圧力

■伊調馨選手の男子合宿への参加禁止

■伊調馨選手の練習拠点だった警視庁レスリング部への出入禁止処分



今年1月18日に貞友義典弁護士が内閣府への告発したのがきっかけですが、

騒動が広がったのは3月1日発売の週刊文春(3月8日号)。

題して

『国民栄誉賞の金メダリストに何が?』
と来て

『伊調馨の悲痛告白「東京五輪で5連覇は今のままでは考えられない」』

『恩師 栄和人強化本部長からの「陰湿パワハラ」』

を報じ、文春砲が炸裂しました。

伊調馨選手へのインタビューも入れて

「栄監督による圧力で練習場所がない」との主旨の記事です。

関係者へのインタビューも交えて、貞友義典弁護士が内閣府へ告発した上記の3つの内容を完全に肯定する内容でした。

■伊調馨選手がアテネ・北京と五輪連覇した後、2009年に恩師である栄監督の元を離れ練習の場所を東京に移してからパワハラが始まった。

「栄監督に指導では強くなれないと言われたも同然でコーチとしての力量を否定された」ため栄監督が激怒したことが原因とされてます。

栄監督と決別して頼ったのは「第二の恩師 田南部コーチ」。

当時日本男子のコーチだった田南部氏については、伊調馨選手や関係者へのインタビューとして

◆自身もメダリストで一流のコーチ
◆男子の選手やコーチを練習するようになってレスリングの奥深さがわかった

などなど記事では持ち上げています。

一方の栄監督については上記の告発は「事実」としたトーンで

◆伊調馨をハズし別の選手をオリンピックに派遣したいと発言
◆リオオリンピックでは自分が気に入っている選手はビジネスクラスに乗せ、伊調馨はエコノミークラスの飛行機に乗せた

などなど悪役として取り上げています。

また、3月8日発売の週刊文春(3月15日号)では第二弾として

■姉・千春や田南部コーチにインタビューしてパワハラ事実を認定

■ろくすっぽ調べもせずに「パワハラ告発」を否定した日本レスリング協会に「公平な調査」は期待できない


などなど完全に栄監督は「クロ」というトーンで展開してます。


これに対して、週刊新潮は文春から1週遅れの3月8日発売の週刊新潮(3月15日号)から記事にしています。

題して

『パワハラ騒動に栄和人強化本部長が反論「私は伊調の従兄弟に謀られた」』


文春の栄監督は「クロ」というスタンスに対して、新潮は「シロでむしろ被害者」というトーン。

新潮は、日本レスリング協会や警視庁の広報課の回答をそのまま肯定する感じで書いてますね。

さらに栄監督や関係者へのインタビューでは


■伊調馨選手と田南部コーチは「まるで恋人同士」のようにイチャイチャして振る舞っている。このままでは神聖なマットを汚すような選手となってしまう

■警視庁で伊調馨選手と田南部コーチが2人で練習を始めると他の選手から「目のやり場に困る」「集中できない」などの批判がでていた

■そのことをスキャンダラスに報じられないように2人の間に楔を打ち込もうとした親心


さらには

■今回の「パワハラ告発」の仕掛人は伊調馨選手の従兄弟のI・T氏

■I・T氏と栄監督の間には、栄監督がゲスト出演した看護師支援団体主催のナースのファッションショーをめぐり確執があった

■その際にI・T氏は、栄監督にメンツを潰されたと言って逆恨みしていた

■I・T氏は「恐喝」や「美人局」の常習犯で逮捕歴もある反社とも付き合いのある人物



とこんな感じで、文春と新潮のスタンスが全く逆で面白いww




今週発売の週刊文春(3月22日号)と週刊新潮(3月22日号)にも続報記事が出てました。

これまた、文春は伊調馨につき、新潮は栄本部長サイド。

週刊文春(3月22日号)

週刊文春(3月22日号)では、題して

『栄本部長のセクハラ・パワハラの決定的証言「被害選手から続々#MeToo」』

教え子を含む10名を超える関係者の証言として

殴るけるは当たり前。練習中はソファにどっかり座ってビール片手に指導
教え子に手を出したという噂は絶えず、やっていることがとにかく汚い。
不信感しかない。
◆国際大会で入賞した時、栄監督に「俺のお陰で勝てたって言えよ」と強要。 器の小さい人で一切信用できない。
◆全日本選手権で負けた時、ビンタや蹴りをいれられた。
先の割れた竹刀で殴られ20センチくらいのミミズ腫れができた
◆大学宿舎での飲み会で「吉田沙保里さんばかり可愛がっている」と不満を漏らした女子選手を殴った上、逃げだしたにもかかわらずトイレまで追いかけて殴り続けた。さらにマスコミやレスリング関係者も同席していたため、栄監督はレスリング部長に「酔っぱらった選手が見過ごすことができない発言をしたので殴った」と報告したにもかかららず、お咎めなし
◆セクハラ多数(割愛します)

文春は、栄監督のセクハラ・パワハラが明らかにならなかった理由として

女子レスリング界では6人の金メダリストを輩出した栄監督には誰も逆らえない。
伊調馨を「出禁」にした警視庁レスリングクラブの土方監督は高校の同期で、高田専務理事は大学の先輩。功労者である栄監督には何も言えない関係である。

と記事は〆てます。

一方の週刊新潮(3月22日号)は、題して

『伊調馨 黒い従兄弟「黒塗り告発状は"栄強化本部長"恐喝の材料だった」』

週刊新調(3月22日号)

栄強化本部長への「パワハラ告発」には裏で糸を引く黒幕がいた、として

前回に引き続き、伊調馨選手の従兄弟のI・T氏を騒動の黒幕として取り上げています。

■I・T氏は、仕事上のトラブルから敵対する人物に対して、言いがかりのような理由で嫌がらせ訴訟を仕掛けている
その嫌がらせ訴訟の代理人弁護士が今回の「パワハラ告発」を行った貞友義典弁護士
■内閣府への告発は7枚だった一方で、マスコミ向けに配られたのは黒塗りの箇所を含む5枚。これはI・T氏の「美人局」と同じ手口。全てを明らかにせず、虚実綯い交ぜにして「次は何が飛び出してくるのか」と相手(栄監督)を疑心暗鬼にさせて精神的に追いこむ方法。
■この「美人局」の手口で恐喝に取られないように相手が泣きを入れてくるのを待ち、前回はIT企業の社長から「掻き集めた領収証を買い取らせる方法」で、年間1億円以上の収入を得た。

「掻き集めた領収証を買い取らせる方法」については解説がないので詳細は不明ですが、第三者(I・T氏)から買い取った領収証なんて経費処理できる分けないので、「美人局」に引っかかったIT企業の社長がポケットマネーで払ったってことかな?

■報道されているリオオリンピックでは「伊調馨はエコノミークラスに乗せ、栄監督や吉田沙保理はビジネスクラスだった」についても、JOC規則ではエコノミークラスの費用しか出ないので、「自腹でアップクレード」しており、栄監督は伊調馨のも自腹でのアップグレードを薦めていた。

なんてことも新潮の記事では書いてますね。。。

これが事実とすれば、エコノミークラスとビジネスクラスはTVでも結構報道されていたので、如何にTVが裏も取らずに垂れ流しているかって事になりますが・・・・


文春の「私怨」VS新潮の「親心」



今回の騒動では、文春は栄監督のパワハラを「事実」として、それに沿う発言をする人物から栄監督の悪行を聞き出し「悪者」としています。
文春によると、栄監督がパワハラを行うに至った理由は

育ててやった恩も忘れて、まるで「自分の元に居たら強くなれない」と自分の元を離れ、こ「コーチとしての力量を否定された」私怨。


一方の新潮は、今回の「パワハラ告発」は伊調馨選手の従兄弟のI・T氏が栄監督(もしくは日本レスリング協会)を嵌めて示談金をかすめ取り、さらには栄監督を操ってさらに甘い汁を吸おうと画策したという感じです。

新潮によると、伊調馨サイドが言う栄監督の「パワハラ」を行うに至った理由は

伊調馨と田南部コーチの「まるで恋人同士」のような振る舞いが目に余り、神聖なマットを汚すような事態とならないための親心
となってます。

文春の「私怨」VS新潮の「親心」・・・

双方が都合のいい「事実」を展開してますのでナカナカ決着はつきそうにないですが

ここへきて、谷岡郁子という新たなキャラが乱入してきました。

3月15日に栄監督が所属する至学館大学の学長であり、日本レスリング協会副会長の谷岡 郁子が記者会見しました。
谷岡 郁子至学館大学学長、日本レスリング協会副会長

オバQのような風貌で強烈なおばさんでしたw

栄監督擁護のスゴい会見でしたが、世間にどう映るか理解出来てないところが、これまた凄い。

「そもそも伊調馨さんは選手なんですか?」
「東京五輪を目指しているんですか?」
「所属先のALSOKでも今年から選手ではなく社員となったんでは?」


うーん。。。。

栄監督の言動で問題となっているのは、現在ではなくリオオリンピックの前のことなんですがねwww

案の定、TV、ネットで叩かれまくってますww

いい年して、こんな会見は、全く逆効果となることがわからないんですかね?

このオバQも元国会議員。

相撲協会における池坊 保子評議員会議長と立ち位置が似てるというか、そっくりじゃね?




谷岡 郁子(たにおか くにこ)
1954年5月1日生(63歳)

祖父は大阪商業大学創設者の谷岡登、父は元谷岡学園総長の谷岡太郎、弟は谷岡学園理事長の谷岡一郎である。

1979年にオンタリオ州立トロント大学文理学部を卒業する。
1986年6月に中京女子大学学長に就く。
1998年に神戸芸術工科大学の大学院芸術工学研究科を修了する。

2007年7月29日に、第21回参議院議員通常選挙で民主党公認と国民新党推薦を受けて愛知県選挙区から立候補して初当選する。

2012年7月17日に、民主党へ離党届を提出し、谷岡ら民主党の3人の離党は24日の常任幹事会で正式に承認された。「原発ゼロ社会」「反TPP」「本当の意味での一体改革」「国会改革」を旗印に院内会派「みどりの風」を結成し、創設メンバーの亀井亜紀子・行田邦子・舟山康江と共に共同代表に就任する。政治資金規正法に基づく総務省へ届け出は谷岡が単独代表である。

2013年1月28日に、党の共同代表制を廃止し谷岡が代表となる。同年夏の第23回参議院議員通常選挙で比例区選出の平山誠と選挙区を交代し、比例区から立候補するが落選する。選挙後の記者会見で「みどりの風は役割を終えた。」と述べ、自らの代表辞任と政界引退を表明した
出典:WIKI

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