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タワーマンション火災とマンション業界の心配

2017/ 06/ 15
                 
昨日、 ロンドンで起こったタワーマンション火災で現在のところ死者が12人ですが、 詳細が明らかになっておらず被害は増加する見通しと報じてます。

既に燃え広がった後の映像で、これでは生存者は居ないと思われる恐ろしいものでした。
炎から逃れるために飛び降りる人や、幼児・赤ん坊だけでも助けようと母親が投げ下ろす姿も目撃されているようです。

まるでタワーリングインフェルノかホテルニュージャパンを思い起こさせる映像で現実のものとは思えない。

火災の死者というと焼死のイメージがありますが、大半は煙に巻かれての一酸化炭素中毒での被害です。
火災の際に出る黒煙は数回吸い込んだだけで意識を失います。

一酸化炭素の比重は空気よりも軽いので、上へ上へと登っていきます。
従って、火災の際には煙に含まれる一酸化炭素が部屋の天井からたまっていくので「姿勢を低くして逃げる」って言われるんですね。

そういえば昨日のニュースでは24階建という局と27階建てという局がゴチャになってましたが、24階だと普通の大きなマンションくらいじゃね?
タワーマンションっていうと50階建とかのイメージですので、さっそくググってみました。

結果。
タワーマンションには正確な定義はないですが、20階以上をさすようです。

このロンドンのタワーマンションは1974年竣工ですので、築40年以上たってますが、昨年の2016年に大規模改修工事を行ったばかりのようです。

一方、首都圏にバンバン建っており、 今も建設中の日本のタワーマンションは最新で最高の技術を持った大手企業が建設しているハズですので構造上も火災があんなに広がるとは思えないんですが、やっぱり不安になります。

あの映像では消防車の水が全然高層階まで届いていなかったし、さらにハシゴなんて全く届かないでしょう

となると日本のでも同じですね。

結局、 どんなタワーマンションでもスプリンクラーと防火防煙扉に頼るしかなくなるような気がします。
通気口や排気口を塞ぐなんて不可能でしょうから炎や黒煙による延焼を完全に防ぐ手段はないのでは。

最新の防火対策が施されていたかは不明ですが、あの映像をバンバン流されるとタワーマンションは危険では?って思う人が出てきてもおかしくないと思います。

2019年10月に10%へ消費税が上がるため、 駆け込み需要に期待が高まるマンション業界もヒヤヒヤしているのではないですか。

CM出稿中の大手不動産 A氏:
「うちは今、50階建てのタワーマンションをドコドコに建設中なんだよね」
「同じあの映像を何回も流す必要あるのかなあ」

大手広告代理店 B氏:「そうですよねー。一家団欒のお茶の間にそぐわないですよねー」

ニュース担当テレビディレクター C氏:「・・・・・・検討します」

案外こんなことになってたりして。。。

                         
                                  

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