Article

        

日本人夢の9秒台。陸上男子100mの記録10傑。

2017/ 06/ 25
                 
9/25追記
9/12追記
-------------------------------------------------------
6/25の記事
18才のサニブラウンが、6/24の陸上男子100m決勝を制し、自己ベストの10秒05で初優勝しました。
サニブラウン・ハキーム(東京陸協)は、前日6/23の予選でも10秒06を出しており、桐生祥秀(東洋大)、山縣亮太(セイコー)、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)、多田修平(関学大)の5人が自己ベスト10秒0台が揃うという日本陸上史上初めてというレベルの高い大会となりました。

他にも飯塚翔太(ミズノ)が、今月6/4に自己ベスト10秒08を記録しています。
リオ五輪の男子4×100mリレーで銀メダル(アジア新記録37秒60)をとったメンバーの山縣亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥の4人ともこれで10秒0台となり、日本人の夢の9秒台への期待が高まります。

現在までの日本人の

陸上男子100mの記録10傑は


1位 10秒00 伊東浩司(1998/12/13)
2位 10秒01 桐生祥秀(2013/4/29)
3位 10秒02 朝原宣治(2001/7/13)
4位 10秒03 末続慎吾(2003/5/5)
4位 10秒03 山縣亮太(2016/9/25)
6位 10秒05 サニブラウン(2017/6/24)
7位 10秒07 江里口匡史(2009/6/28)
8位 10秒08 飯塚翔太(2017/6/4)
8位 10秒08 多田修平(2017/6/10)
8位 10秒08 ケンブリッジ飛鳥(2017/6/23) 

追い風参考記録として日本人の9秒台は3人いる。


追い風参考記録ながら

多田修平:9秒94(追い風4.5m)2017/6/10
ケンブリッジ飛鳥:9秒98(追い風5.1m)2017/4/15
桐生祥秀:9秒87(追い風3.3m)2015/3/28

3人の日本人が実はすでに9秒台を出しています

追い風参考記録は、走方向の追い風が風速が追い風2.0m/sを超えると公認記録としては認められず「参考記録」にとどめられること。
つまり追い風は2.0m以内じゃないと記録として残らないんです。
該当種目は短距走(100m、200m)、障害走(110mハードル、100mハードル)や走幅跳、三段跳等です。

デカスロンなどの混成競技では、追い風4.0m/sを超えると混成競技の記録としても「追い風参考記録」となります。

追い風1mでどれくらいタイムが早くなるのか?


2015/3/28の桐生祥秀の9秒87の時の追い風が3.3mです。
これが仮に記録として認められる2.0mだったとしたら日刊スポーツの記事では9秒96と試算してました。
そうすると1.3m(3.3-2.0)で0.09秒遅くなるので、追い風1mで0.07秒弱速くなるって計算になります。

個人差の大きいところでしょうが、1mあたり0.05秒という人もおり、海外の研究者の実験で追い風1mで0.08秒という報告もありますが9秒台のアスリートを対象にしているわけ
ではなく、タイムが遅いほうが風の影響を受けやすいのでやはり0.05秒くらいですかね。

0.05秒としても、影響大きいです。
0.01秒を争う100mのような陸上競技において風というのは非常に大きな要素だったんです。

なんせ無風と追い風2.0mだと0.10秒もタイムが違うってことになります。

世界記録は、言わずと知れたウサイン・ボルトの9秒58(2009/8/16)です。
この時は追い風0.9m。

ボルトの記録は追い風がどうのこうのというレベルではないことがわかりますね。
まさに怪物です。
            

9月12日追記



ついに出ました。
桐生祥秀選手が日本人初の9秒台。。。ヤッター

9月9日 第86回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)男子100m決勝。

9秒98!!!
アジア人では、蘇炳添選手(中国)に次いで2人目の9秒台。蘇選手が2015年に2回マークした9秒99を0秒01上回りトップ!!
追い風1.8m。条件も良かった!

2位となった多田選手も10秒07の自己新をマーク。

これで男子100mの記録10傑は
1位  9秒98 桐生祥秀(2017/9/9)
2位 10秒00 伊東浩司(1998/12/13)
3位 10秒02 朝原宣治(2001/7/13)
4位 10秒03 末続慎吾(2003/5/5)
4位 10秒03 山縣亮太(2016/9/25)
6位 10秒05 サニブラウン(2017/6/24)
7位 10秒07 江里口匡史(2009/6/28)
7位 10秒07 多田修平(2017/9/9)
9位 10秒08 飯塚翔太(2017/6/4)
9位 10秒08 ケンブリッジ飛鳥(2017/6/23) 

となりました。

9月25日追記

昨日(9/24)の全日本実業団対抗陸上選手権 決勝で山縣亮太選手が歴代2位の10秒フラットで優勝しました。

丁度1年ぶりに自己新を更新したんですね。

6月の日本選手権で6位に沈み、世界選手権代表から落選した際と同じヤンマースタジアム長居。
それも追い風0.2mです。

9/9に桐生祥秀選手の9秒98が追い風1.8mですから、ある意味では超えた可能性もあります。
まあ、「タラレバ」の世界ですがww

これで

陸上男子100mの記録10傑は


1位  9秒98 桐生祥秀(2017/9/9)
2位 10秒00 山縣亮太(2017/9/24)
2位 10秒00 伊東浩司(1998/12/13)
4位 10秒02 朝原宣治(2001/7/13)
5位 10秒03 末続慎吾(2003/5/5)
6位 10秒05 サニブラウン(2017/6/24)
7位 10秒07 江里口匡史(2009/6/28)
7位 10秒07 多田修平(2017/9/9)
9位 10秒08 飯塚翔太(2017/6/4)
9位 10秒08 ケンブリッジ飛鳥(2017/6/23)

            
                                  

コメント