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すまじきものは宮仕え

2017/ 07/ 16
                 
「すまじきものは宮仕え」とは、人に使われることは苦労が多くて大変だ、できるものならやらないほうが良いって意味です。
その由来は歌舞伎の「菅原伝授手習鑑」の四段目「寺子屋」に出てきます。

ざっくり「菅原伝授手習鑑」のあらすじは、こんな感じ

「菅原伝授手習鑑」の四段目「寺子屋」までのあらすじ


菅丞相と藤原時平という政敵同士に仕えた梅さん、松っつぁん、桜ちゃんの3兄弟のお話。
菅丞相は時平に失脚させられ、流刑の身となる。菅丞相に仕えていた長男梅王丸は、このため失職。。。
3男桜王丸は、菅丞相失脚の責任を感じて自害。
次男松王丸は、菅丞相を慕いながらも意に沿わぬ政敵時平に仕える身。
菅丞相に筆法を伝授された源蔵が、菅丞相の息子菅秀才を匿っていたが、源蔵の営なむ寺子屋に時平の追手がかかる。
絶対絶命の危機に源蔵はやむなく、寺子屋に新しく入った小太郎の首を菅秀才の代わりに差し出す。
源蔵は、いかに菅秀才を助けるためとは言え、寺子屋に入ったばかりの小太郎の命を奪わなければならないとはやりきれない・・・
「せまじきものは宮仕え」と涙にくれる。
しかし実は、この小太郎は松王丸の息子で、松王丸があらかじめ菅秀才の身代わりにと寺子屋に差し向けていた子供であった。。。

「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」
人形浄瑠璃および歌舞伎の演目のひとつ。
五段続。延享3年(1746年)8月、大坂竹本座初演。初代竹田出雲・竹田小出雲・三好松洛・初代並木千柳の合作。
平安時代の菅原道真の失脚事件(昌泰の変)を中心に、道真の周囲の人々の生き様を描く。
歌舞伎では四段目切が『寺子屋』(てらこや)の名で独立して上演されることが特に多く、上演回数で群を抜く歌舞伎の代表的な演目となっている。
出典:wiki



うーん。いかに尊敬する菅丞相の息子の命を守るためとはいっても、自分の息子の首を差し出す。。。
その上、首実検(首検め)までするなんて、到底無理でしょう!

一方で、サラリーマンの「すまじきものは宮仕え」(実話です)
会議資料の作成で、おエラいさんに承認をもとめた時のコト


私 :「これでどーでしょうか?」

おエラいさん:「うん。いいけど、ここの書体はゴシックで強調した方が見やすいね。」 「ここの文章は、もっと簡潔な方が良いね」「うんぬんかんぬん、これもアレも・・・」

私 :「承知しました。修正してからまたお持ちします。」

私 :「修正しました。これでどーでしょうか?」

おエラい:「うん、ここはもうちょっと説明がほしいね。」 「うんぬんかんぬん、これもアレも・・・」

私 :「承知しました。修正してからまたお持ちします。」
(中略)
「修正しました。これでどーでしょうか?」←疲れてきた私(5回目くらい)

おエラ:「うーん。これじゃあちょっとクドいね」 「ここはすっきりさせた方がよいね」
           (中略)
私:「これでどーでしょうか?」←いい加減にしろと思う私(10回目くらい)

エラ :「うん。これで結構です。」


おいっ!!!!!

最初もっていった時とホトンド変わんねーじゃねーか。

はっきり言って、こーいう人多いです。

そもそも「自分の考え」がないのに、「自分の色」を出そうとする人。

以前に、これじゃあ時間の無駄ってことで、

3ページバージョン、5ページバージョン、7ページバーション
という具合に何パターンか同時に見せたら

「何だこれは!完成版は一通りしかないハズだ!」ってお叱りをうけたんですよね。

これで「生産性がどーのこーの」言うんですからね。

すまじきものは宮仕え・・・

まあ、コレも私の給料のうちですが・・・・。

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