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ロンドン世界陸上 印象に残った出来事2つ

2017/ 08/ 08
                 
まだ終わってませんが、ロンドン世界陸上でボルト以外で印象に残った出来事を2つ。

ガトリンへのブーイング


ガトリン

これは酷い
予選からずっとで、それも優勝した直後、金メダリストのコールにも情け容赦ないブーイング。

解説者の朝原宣治氏によると朝原宣治
「1度でもドーピングに手を出した選手は世界一になっても英雄になれない」
そうです。

イギリスは特に「大人の国」「紳士の国」って印象が強かったので、これは意外でした。

勝負事なので勝った負けたはあるにしても、勝者には惜しみない拍手を贈るっていうのが基本じゃないですかね?
敗れたボルトが「あなたは勝利に値する」と言っているんだし。。。

ドーピングにより24~28歳までの短距離走者としての全盛期に出場停止処分を受けたガトリン。

復活後はボルトの圧倒的な強さの前に金メダルから遠ざかっていたものの銀・銅は結構取ってました。

最年長記録35歳にして、メジャー大会で復活の金メダルは、

「良くやった」
「頑張った」

という受け止め方が多いと思っていたんですが、全然違いました。。。

ちょっとガトリンに厳しすぎるんじゃないですか?

川内優輝がマラソン9位


日本勢としては最高位となる9位。
タイムは2時間12分19秒。

記録としては平凡ですが、ハーフ地点では先頭集団につけていたのに転倒して20位近くまで落ちた後、しぶとく順位を上げて最終的には日本勢としては最高位となる9位。

「入賞はいけなくても、過去の経験から10位は絶対に行けると思ってた。
過去の海外のレースでも1回10何位まで落ちて、6位まで上がった経験あったので、粘れば絶対(上位は)落ちてくると思っていたら、案の定落ちてきた。
しかも落ちてくる選手が知っている選手ばかりで。福岡や、大邱マラソン、びわ湖、ストックホルムで戦った選手たち。
最後は中本選手も落ちてきた。だいたい差してきた選手なので、粘れば絶対行ける、抜かし方は分かっていた。そういう経験が生きた」出典:デイリースポーツOnline


レース後のこのコメント。

年間1~2回しかフルマラソンに出ない実業団選手じゃ絶対無理なコメントです。

百戦錬磨のマラソンの鉄人、川内優輝ならではの深いコメント。
この人ほど、マラソンが好きな選手は今までもこれからも出てこないでしょう。

さすがにボルトとは比較できませんが、
ボルトと同年代の川内選手(30)もこのロンドン世界陸上で日本代表としては最後。
まさに執念のラストランと言っていいレースでした。

川内選手は、とにかくレースが練習の変わりっていうくらい毎週のように市民マラソンなんかのレースに出ています。

フルマラソンに絞っても実業団選手は年間1~2回であるところ、川内優輝選手は2009年の別府大分毎日マラソンから数えて、ロンドン世界陸上で71回目のフルマラソン。
つまり年間8回以上もフルマラソンを走っている計算です。

30歳となった川内選手は今年のインタビューで自身のピークについて「これから3年間くらい」って言っています。
じゃあ、2020年の東京五輪まではやれるんじゃ?って思いますが、

「暑さを苦手とすることから19年ドーハ世界陸上や2020年東京五輪は30度超えが確実なので勝てない。
日本代表になるなら世界と戦いたい。暑さに弱い自分では勝つ見込みがないので代表になる意味がない。」

だそうです。

実業団に所属せず、勝ちにこだわる勝負師です。

川内嫌いで有名な瀬古に
「もっともっとやってほしい。もったいない。やめる必要はない」
と言わせるだけは有ります。

まあ、瀬古もレースの結果を見てから言ってるんでしょうが。。。

                         
                                  

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