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博多高校の「お詫び文」にみるSNSの危険性 

2017/ 10/ 10
                 
9/28に福岡市の博多学園・博多高等学校で生徒による教師への暴行事件が発生。
博多高等学校 暴行

その概要は

大学を出たばかりの新任の教師(23)は、問題生徒がその授業で使用しないiPadを見ていたので、そのiPadを取り上げた。
取り上げられたことに腹を立てた問題生徒は、その先生に殴る蹴るの暴行を加えた。

この状況を動画にとってクラスの誰かがSNSに上げたことで事件が発覚。
炎上する事態となった。

本件は、至極当然の指導で、このケースは一方的に生徒に非があるのは明らかですので明白な暴行・傷害事件です。
問題生徒は、10月3日に自主退学となったようです。

動画では、問題生徒は論外ですが、他の生徒も暴行している姿を見て笑い声やはやし立てるような声も聞こえています。

まあ、問題生徒の行動を制止することは、今度は暴行の対象が自分に向く危険性があるので難しいでしょうが、相当「ヤバい」学校であることは間違いないでしょう。

さらにこの炎上騒動に油を注いだのが、10月2日に学校側がHPに掲載した「お詫び」文です。
博多高等学校 お詫び

博多高等学校 お詫び文

ん?

「SNSの利用につきましても、その危険性を指導してまいりました。」
「改めてITモラルを持たせる教育~をしっかり作ってまいります」

あろうことか、この学校は、「暴行事件」と「SNSにアップした」ことを並列にして問題視しているんですね。

なんじゃそりゃ!!!です。

つまりは、SNSに上がらなければ「バレなかった」「問題にならなかった」と言いたいんですかね?

このお詫び文は、現在(10/10)も堂々とHPに掲載されています。

確かにSNSは、一旦写真や動画を載せれば、あらゆる方法で個人が特定される可能性があります。

位置情報をONにしていれば場所も判明しますし、OFFでも背景から割り出すことは可能です。
発言や画像等も含めて、その拡散を止める方法はありませんので危険なツールです。


でも今回は違いますよね。

学校内でSNSの危険性を教えて徹底することは必要ですが、「お詫び」する内容は「暴行事件」の一択じゃないですか?

大丈夫ですか?この高校・・・
しゃあしゃあと、こんなお詫び文を載せるなんて、SNSの危険性を理解する必要があるのは、むしろ学校側では?


但し、この学校には救いもあります。
暴行を受けた新任の先生は、見て見ぬふりもできたでしょう。
「正義感の強い」「やる気のある」良い先生だと思います。

どうしようもない高校ですが、1人でも良い先生のいるこの高校はまだ救いがあります。

この先生には「頑張ってください」とエールを送りたいと思います。

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